『アルバレアの乙女』(PSPアーカイブス)をプレイ中です。
まだクリアはしてないです。
結構時間がかかります。
まず、このゲームの概要を説明しておきます。
発売が1998年なんですね。
初代アンジェリーク発売が1994年、その後数年にわたって、アンジェリークシリーズが発売されている最中に出た、コーエーじゃない他メーカーの乙女ゲームです。
で、内容は完全に、アンジェリークなんですね(笑)
主人公は『聖乙女』(国の女王様的な存在)になるべく、聖騎士っていう素敵な騎士たちに武道や魔法を教わりつつ、恋もしちゃうっていう感じです。
で、世界感も中世ヨーロッパかぶれのファンタジーです。
全員名前が長い感じのあれです。
で、システムはときメモっぽいんですね。
平日に勉強して、それが運でうまくいったりいかなかったりする、あのシステムを採用してます。
まだときメモGSは発売前なので、男性向けのときメモからシステムをパク……参考にしたんでしょうね。
あと、独自なのは、乙女ゲームなのに戦闘に参加するんですね。
遙かはまだ発売してなかった時代なので、そこはチャレンジしたみたいです。
無駄にシュミレーションRPGみたいなシステムを採用してます(笑)
そんな若干のパクリ感のあるゲームなんですが、
意外と頑張って作ってる感じがします。
最近のクソつまんない乙女ゲームに比べたら、
全然頑張ってる感じがします。
ただ、この時期はまだ乙女ゲームって何なのか、
誰も掴めてなかったんでしょうね。
とにかく無駄が多いし、逆に不足も多いです。
キャラクターもこのころは“ツンデレ系”だとか、
そういう概念が無いわけですから、
乙女にはどんなキャラが好かれるか、
当然データが無いわけです。
なのでかなり手探りで作った感じがします。
でも、いまやって見ると新鮮です。
顔も不細工だし、性格も微妙なんですが、
“ツンデレ”的なカテゴリーにハマってないので、
性格が読めないんですね。
そこはちょっと面白いです。
ただ、乙女ゲームとして楽しめるかと問われれば、
NOですけどね!(笑)
あとね、スチルが超面白いです。
急に絵のタッチが変わるんですね。
アニメから色鉛筆になる感じで。
そこは最高に面白いです。