年末用に買ったDSの
『ダテにガメついワケじゃねェ!~ダンジョンメーカー ガールズタイプ~』
を昨日から始めました。
年末用なのに、もう手をつけてしまいました。
こりゃ、もう一本何か買わないとな(笑)
そんなわけで、以下途中までの感想。
若干の毒が入っておりますので、
続きは耐性のある方のみでお願いします。
このゲームは乙女ゲームでお馴染みのオトメイトの姉妹ブランド、
オトメイトフォルテっていうところから出てるんですね。
このフォルテっつーのが元祖オトメイトとどう違うかっていうと、
簡単に言うとゲームがアドベンチャーじゃないよ、っていうことです。
今回はダンジョンゲームなんですが、
そこに乙女が好みそうな要素を盛り込んだっていう形になります。
で、それが上手くいってるかどーか、っていう話なんですが。
うーん。
ダンジョンを作ったり、敵と戦ったり、
そういう部分は普通に面白いんですね。
数値の見易さとか、操作性とか、
わかりやすさは改善の余地がまだまだありそうですが、
まぁ悪くはないです。普通にできます。
難易度もかなり低いので、女性ゲーマーさんでもやりやすいと思います。
それと、毎日食事を与えて、主人公を好きなバランスで育てられるのも、
良いシステムだと思います。
ただ、乗っかってる乙女要素は、うーん。
主人公が男なんですね。
主人公の男が、別の男の依頼を受けて、
ダンジョンで探し物してきたりするわけです。
そして、依頼を完了して、男の喜ぶ顔を見る主人公の男。
……それではBLではないか!
ついでに、ダンジョンに連れて行く仲間が、動物なんですよ。
超もったいないと思いません?
連れて歩けるパーティーを男にしたいです。
そこら辺の盛り込み方の問題があると思うんですね。
これだったら、ビジュアルの綺麗なRPGの方がよっぽど乙女向けです。
それからこれは、個人的にですが、会話の感じが苦手です。
私の嫌いなナルシスの長いアレです。
ウィットに富んだ巧妙な会話を存分に味わいたまえ~っていう感じの、
ナルシスを押し付けてくるあの感じ。
私はアレをやられると、とっても冷たい顔をします。
いえ、それが悪いのではないんですよ?
私が苦手なだけです。
それから、キャラクターが濃すぎです。
アメリカのお菓子くらいの濃さです。
半獣とか、やっぱり苦手ですね。
ちょっとカッコイイなと思った若ですが、
残念な事実が発覚して、しょんぼりです。
なので、ダンジョンゲームに乙女要素が乗ってるっていうよりは、
ダンジョンゲームに半獣萌えだとか、ゴシック系好きだとか、
会話ナルシスとか、
そういうのが乗っかってると思ったほうがいいです。
あと、前にやったゲームで、
『注文しようぜ俺たちの世界』っていうのがあるんですが、
それとかなり似てます。
システムは違うんですが、主人公が金目当てな感じのストーリーとか、
会話ナルシス感も近いです。
っつーか、出てくる敵も一緒なんですよね。
同じところで作ってるみたいなので。
システムは『ダンジョンメーカー』で、
ストーリーは『注文しようぜ』なんでしょうかね。
リサイクル……ですかね~。
でもそこはエコらないでほしいですよね。