そんなわけで、『ダテにガメついワケじゃねェ』(DS)をクリアしました。
まだ続きがありそうなんですが、一応エンドロールが出て、
本編が終了しました。
ということで、以下感想です。
毒しか吐いてないので、ご注意を。
えっと、色々言いたいことがあるんですが、
一言でまとめると、『失敗』です。
何が失敗かって言うと、
ダンジョンメーカーっていうゲームに
女性向けの要素を盛り込む際の、盛り込み方の失敗。
とにかく、これが致命的です。
ダンジョンメーカーの、ダンジョンメーカーとしての面白さと、
シナリオの女性向け要素が、全く不釣合いなんですね。
そこに工夫がされてなくて、盛り込んだと言うか
ただただ、乗せました、っていう感じです。
それが最後まで、どうにもなりませんでした。
結局、何がしたかったのか、よくわかりません。
ダンジョンメーカーとしてなら楽しめないことも無いけど、
とりわけ面白いわけではないんですね。
ダンジョンゲームなら、他にもっと面白いのがありますし、
システムとかバランスもイマイチよくないんです。
例えば、買物をする時に、
自分が持ってる装備と比較してできなかったりとか。
体力の表示とか、数字が見難くて、
3と8とかの判別がしにくいです。
ストーリーなんですが、結局、どこがどう女性向けなのか、謎でした。
少年ジャンプとかにありそうな、
男前主人公の背中を見ろ、っていう感じです。
システムも、会話をすると自動的に
主人公がクエストを受けちゃうんですね。
で、たまたま依頼品を持ってたりすると、
勝手に渡しちゃって、勝手にクエストが終わるわけです。
「アイテムを渡しますか?」とか、
聞いてくれないんですね。
だから、自分でやった感じがしなくて、
だんだんストーリーがどうでもよくなってきます。
しかも、私が苦手なタイプの会話の空気なので、
私には合わなかったですね~。
絵だけは女性向けですけど、
DSですから、ほぼ小さい立ち絵しか出てきません。
スチルなんて、最初と最後だけかも。しかもショボイ。
声も出たり出なかったりなんですよ。
選択肢も無いのに、フルボイスじゃないんです。
いやぁ~、こんなにバランスの悪いゲームは久々ですわ~。
まぁ、これの前にやったのがドラクエだから、
私の満足レベルが上がってるのかもしれないですけど。
私のゲーム選びも、失敗ですね(笑)