忍者ブログ
[334]  [333]  [332]  [331]  [330]  [329]  [328]  [327]  [326]  [325]  [324
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


今日、ようやく注文していた本が届きました。
松井大輔著『独破力』
さっそく読みました。

それから、先日買った
『松井大輔のサッカードリブルバイブル
DVD抜き技&魅せ技スペシャル』の感想を書きます。


まず、『独破力』
これは、松井の自伝です。
ワールドカップの舞台に立つ人が、
どういう気持ちなのか知りたいじゃないですか。
特に松井みたいな、ちょっと変わり者の人の話は
きっと面白いだろうと思って、早速買ってみたわけです。

なかなか面白かったですよ~。いろんな意味で(笑)
まず、都合の悪い記憶は全部忘れてるんですね。
“忘れた”って書いてあるんです。
でも、よくよく読んでみると、
その前後の都合のいい事は事細かに覚えてるんです。
本当に忘れてるのかどうか、非常に怪しいんですが、
あくまで忘れたと書いてあるんですね。
そこら辺の、メンタル(?)の調整の仕方が面白いなと。
あと、ちょいちょい、自分が活躍した時の自慢話が入ります(笑)
それから、そりの合わなかった監督の悪口が延々と書いてあったり、
自分を棚に上げて、日本サッカーの問題点を語ったり、
好き放題です(笑)

ただ、この好き放題書いちゃうあたりが、素晴らしいわけですよ。
それこそが松井の伝えたい『独破力』なわけです。
まず自分の意見を主張して、人とぶつかることで、
自分も相手も成長できるから、遠慮しないでどんどん言うべきだと。
そういったことが文中に書いてあるし、実践してるのもわかります。

で、散々好き放題なのを読んで、最後にエピローグがあるんですけど、
うっかり泣きそうになりました。
“松井本当はいい人説”浮上です(笑)

次に、ドリブルバイブル。
これは、DVD付きのテクニック本です。
メチャメチャ面白いです。
松井のドリブルやパスや、相手をかわすフェイントのやり方を、
本の図解とDVDで見せてくれるんですね。
ただ、それぞれの技に、
“難易度”“実践度”“おしゃれ度”っていうのがあるんですが、
……3つ目が明らかにおかしいですよね(笑)

例えば“おとりバックスピンループ”っていう技があるんですが、
シュートと見せかけて、
バックスピンをかけたボールをキーパーの手前に打って、
戻ってきたボールを、キーパーの頭上を抜く
ループシュートで決めるっていう技なんですね。
この技の難易度とおしゃれ度は5点満点なんですが、
実践度は1です。
つまり、難しくておしゃれな技だけど、
実践での使い道はほとんど無いわけです。
DVDで見ると、そのバカさ加減がよーくわかります。
絶対、こんな技使えないよ!って思います。
でも、松井はこの技を、中学時代に実践でやったと書いてあるんですよ。
(独破力の方にも自慢げに書いてありました・笑)
この本を読んだ子供たち、中学時代に出来るなら、
自分にも出来るかもしれないと思いますよね?
そして何より、面白そうです。
ぜひ、この本はサッカー選手を目指す子供たちに読んで欲しいですね。

ええ、私も練習中です(笑)

PR
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]