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『絵心教室DS』をクリア(?)しました。
一応、用意されたレッスンを終えたって感じです。

ということで、やってみた感想です。
 



このソフトは、絵の練習が出来るソフトなんですね。
描き方を教えてくれるレッスンが10個用意されてまして、
指示通りに描けば、
それなりのものが完成するようになってるんですね。
その10個のレッスンを終えたわけですが。

う~ん……。

いいところもあれば、良くないところもあるんですよね。

まず、絵を描くためのシステムなんですが、
パソコン用の絵を描くためのソフトを使い慣れてる人には、
ものすごく不便を感じると思います。
色とか、絵の具を混ぜて自分で作らなくちゃいけないし、
鉛筆か絵の具でしか描けないんですね。
更には、ズームが標準と2倍の2種類しか無いんです。
アナログのめんどくささをあえてDSでやることになるんです。

そんなソフトなので、細かい描き込みが出来ないんですね。
不可能なんです。
ザックリな絵しか描けないんです。
ただ、この点は私は良いと思うんですね。
タッチペンで描くことを考えたら、
どの道、細かいのは無理だし、
DSっていう特性を考えたら、
DS上で絵を完成させることよりも、
空き時間にちょっとしたトレーニングができることの方がいいんですよね。
そういう意味では、ザックリ出来て、
課題もたくさん用意されているので、練習にちょうどいいです。

次に、教えてくれる内容なんですが、これがイマイチなんですね。
例えば……。

「まず、丸を描いてみましょう。
次に、丸に棒をつけてみましょう。
りんごになりました」

こういう教え方なんですね。
丸を描く時に、りんごを描くって、先に教えてくれないんですね。
とにかく、丸を描けと。
私はそれはダメだと思うんですよ。
絵は、結果としてりんごに見えれば良いわけじゃないと思うんですね。
りんごを描こうと思ったときの、
脳内のりんごのイメージを、
キャンパスにぶつけるべきだと思うんです。
そうじゃないと、絵は絵ではなく、ただの図だと思うのね。
そういう私の熱いパッションをね、
ないがしろにされる感じでレッスンが進んでいくので、
そこはちょっとなぁ~と思いました。

あとは、人のやり方で描いてるって感じで、
どうもしっくりこないんですよね~。
色も用意されたものを使うしかないんですね。
私ならここを先に描きたい!とか、
もっと淡く塗りたいとか、そういう気持ちがあっても、
手順があって、それを許してくれないんですよね。
もちろんそれは、レッスンの場合だけで、
フリーでならいくらでも自分で自由に描けるんですけどね。

あと、教えてくれる内容なんですが、
いい事も教えてくれるけど、
私としてはオススメできないなぁ~ってことも言ってるんですね。
なので、このレッスンはあくまで、
ある絵描きさんのやり方を教えてもらっているのだ、
っていう意識で聞く必要があると思います。
全部鵜呑みにする必要はないです。

ただ、普段自分の描き方に慣れてるので、
こういう考え方もあるんだな、っていう刺激にはなりました。

ということで、
レッスンは参考程度に軽く流していただいて、
静物のデッサン練習をDSで手軽にやるには、
ちょうどいいソフトだと思います。
あくまで、練習用と考えるのがいいと思います。

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