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昨日、BSで放送していた映画『ジョーズ』を見ました。

いやぁ~、面白かった。
久々にいい映画を観たわ。

子供のころに見たつもりで居たんですが、
どうやら子供のころに見たジョーズはこれじゃなく、
2とか3とかだったんじゃないかと思います。
なので、ジョーズに対する認識が違ってたんですね。
こんなにいい映画だったとは!


話はすごく単純明快なんですね。
ある島の沿岸で人がジョーズに襲われる。
それを退治するお話です。
すごく単純なんだけど、
すべてが理にかなっていて、しかもよくできてるんですね。

まず、1人の犠牲者が出たあと、
島の市長はサメが出たことを隠そうとするんですね。
ビーチにサメが出たとなると、島の観光収入に大打撃ですから。
そうして対応がモタモタしてるうちに、
次々と犠牲者が増えちゃうわけです。
これは昔の映画だけど、今でも全くありえる話ですよね。

それから、サメのサイズがリアル。
実際に生息しているホオジロザメの一番大きいサイズなんですね。
そこを変に大きくしたりしてないところがリアルでいいです。
それと、襲い方も実際にあるパターンなんですね。
それらのリアル感が、ありえることなんだっていう恐怖を感じさせます。

それから、全員が普通の人な感じがいいです。
普通の人がサメに襲われて死に、
普通の人がサメと戦う。
ヒーローなんかが助けてくれるわけじゃなく、
普通の人が戦うんですね。

すべてがすごくシンプルなんだけど、
シンプルな中にこそ、真実が見えるような気がしました。

それと、このシンプルな映画を見た事で、
今の世の中、シンプルじゃないことが多すぎることも感じました。
最近、ゲームでナルシスを押し付けられることにイライラしてたのが、
このシンプルな爽快感ですごくスッキリしました。
ありがとう、スピルバーグ!
 

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