いやぁ~、久々に見事なB級ゲームに出会いましたわ。
以下、感想です。
えっと、まずはストーリー。
主人公は記憶をなくした青年で、
なんだかんだで、妖精に出会うんですが、
その妖精たちが、主人公は英雄ヘラクレスだって言うんですね。
主人公も、なんとなく、そんな気がしてくるんですね(笑)
んで、自分が何者なのかを探す旅が始まるわけです。
ギリシャ神話をベースにしたお話です。
RPGのシリーズもので、結構昔からあります。
でも、やったのはこれが初めてです。
ストーリーはかなり突飛で、話が急展開します。
ところどころ、ポカーンとしました。
それと、会話がぎこちないんですよ。
英語を直訳した日本語を読んでる感じです。
それもあって、ストーリー全体がフワフワしてるように感じます。
戦闘シーンとかはすごく一生懸命作ってあります。
魔法を唱える時に、ちょっとしたミニゲームをやるんですね。
動く丸の範囲から出ないように連打、とかね。
それをやって成功すると、200%の力が出るんです。
そういうところにはやたらに力が入ってます。
ただ、すごく時間がかかります。
1ターン分の入力を済ませて、
トイレに行って帰ってきたんですが、
まだ戦ってました(笑)
最近のRPGの中では群を抜いて遅いんじゃないかと思います。
ただ、それが結構楽しかったんですよね。
ゆっくりと、一つ一つの攻撃の効き具合を確認すると、
戦ってる感じがするんです。(トイレに行っちゃったけどね!)
でもまぁ、ここは好みが分かれるところですね。
戦闘でレベルを上げてダンジョンへ……っていう感じじゃなく、
速攻でダンジョンに突っ込んでいって、
その場で困りながら進めた方が面白いです。
レベル上げとかは、戦闘が長いからめんどくさいんですよ。
逆に、無防備に突っ込んで行って、ギリギリで戦いながら知恵を絞るほうが、
長い戦闘時間を楽しめるわけです。
というわけで、個人的には面白かったです。
フワフワした世界観と会話のズレ感が
あとから妙にキますね~(笑)
オススメはしませんが、妙に愛着が沸くゲームです。