ダンジョンやら研究所やらでアイテム集めばかりしていた私の元に、
新しいゲームが届きました。
『エルクローネのアトリエ』(PSP)
アトリエって、またアイテムじゃないかって?
ノンノン、アトリエはアトリエでも、乙女ゲームなのです。
アトリエの舞台設定を使って、オトメイトが制作してるんですね。
なので、アトリエの雰囲気の乙女ゲームができるってことで、
かなり楽しみにしてたんですよ。
依頼をこなしたり、アイテムの調合もできると公式にあったので、
それも楽しみにはしてたんですけどね。
……楽しみにしすぎちゃったのかなぁ?
以下、期待感満載でゲームを始めた私の成れの果て(?)です。
まだクリアをしていないんですけど、もう続きをやる気力が湧きません。
よっぽど暇じゃなければ、続きはやらないかなぁ。
まず序盤、普通のアドベンチャーらしく、
次々と登場人物が現れて自己紹介していき、
攻略対象が出揃うわけですが、
なんか、みんなパッとしない人たちばかりなんですね。
それと、ほぼ全員が最初から主人公に気がある状態なんですね。
モテモテなんですよ。
私が「アトリエが乙女ゲームになる」って聞いて頭に思い浮かべたのは、
「錬金で依頼をこなしていくうちに、信頼関係が出来上がって、
そこから恋愛に発展する」っていう恋愛の形だったんですね。
それが、一目惚れだったり、最初から好かれてたりで、
どうもそうじゃ無さそうなんですね。
なので、色々と期待して膨らんでいた夢を打ち砕かれつつゲームを進めたわけです。
で、ようやく自己紹介が終わり、依頼をこなすところに辿りついたんですよ。
依頼は誰の依頼を受けるかを選べるんですね。
それはまあいいですよ。
その受けた依頼をこなすにあたって、特にやることが無いんですね。
選択肢も出たり出なかったりだし。
極めつけは、楽しみにしていた錬金なんですが、
アイテムはストーリー中で自動的に入手するんですね。
で、どれとどれを組み合わせて錬金したら目当てのアイテムが出来るのか、
答えが丸わかり状態なんですね。
例えて説明しますね。
主人公が彼のためにお弁当を作るっていう依頼を受けたとしますよ。
おかあさんがお弁当の材料を買って、ご飯を炊いて、
おかずを作って、アルミカップに入れてくれて、
お弁当箱も用意してくれて、
主人公が、お弁当箱に詰めました。依頼達成、大成功!
……これ、達成感無いですよね。
お弁当に何を入れるべきかを選んだり、上手く作れるかチャレンジしたり、
そういうのを求めてたんですが、それができなかったんです。
錬金ができるって、そういうことだと思うじゃん?
まさか、錬金までアドベンチャーだったとは。
っつーか、公式HP見ると、もっと本格的に錬金させてくれそうに見えるんですよ。
騙されたのかな?(笑)
そんなこんなで、ゲーム性を感じない上に、
お気に入りのキャラが居るわけでもなく、
もうどうでもいいや!ってことで、
強制スキップして雑にクリアしようと思ったんだけど、
強制スキップでも長いので、途中で寝ちゃったのよね。
そして、そっとUMDを取り出しましたとさ。
まぁ、ゲームじゃなくて、漫画だと思えばいいんじゃないかな?
それでも私は読まないけど(笑)