今週は『Zill O'll infinite plus』（PSP）をやってました。
前からタイトルは知っていたんですが、
見た目でアクションRPGと勘違いしてて、
手を出してなかったんですね。
お値段がお安くなったおかげで、ようやく私の目に留まり、
誤解が解けました（笑）
普通のRPGです。
ということで、以下感想です。
このゲーム、プレイした人はきっとみんな同じ言葉を言うと思います。
「もっさり」
とにかくね、徹底して「もっさり」してます。
例えばゲーム中のイベントで会話があって、
会話をしていたキャラクターが部屋から出て行って
イベントが終了するシーン。
オードリーの春日みたいにゆっくり歩いてはけていくんです。
それを待たなくちゃいけないんですね。スキップできないんです。
つまり、そもそも遅い上に、スキップできないんですね。
でも、意外にも、イライラ度はそんなに高くないんです。
「またもっさりしてやがるぜ！」とは思うんですが、
「しょーがねぇなぁ」と思わせる妙な愛嬌があります（笑）
そんなわけで、無事クリアできました。
戦闘のシステムは普通のRPGです。
特筆するようなことは無いです。
いちいちもっさりするだけで（笑）
戦闘では部分的にモーションをスキップできるんですが、
それでも遅い印象です。ボタンの反応が既に遅いんで（笑）
ストーリーはちょっと難しいです。
主人公が何をするかによって、
ストーリーも結果も変わっちゃうんですね。
私の場合は、当初の目的をすっかり忘れて世界を救っちゃいました。
結局、最初の目的の答えはわからず終了です。
とんだ、ぼんやり勇者です。
しかし、きっと１周目をプレイした人は、
みんなこんな感じになると思います。
例えば、欲しいアイテムがあるんですが、
それがどこにあるのかわからないんですね。
情報を得ようとウロウロしていると、
次々に別のイベントが発生してしまって、
その流れに乗せられちゃうんです。
１周目では、何をきっかけにイベントが起こるのか、
サッパリわからないんで、次々に地雷を踏んじゃいます。
あと、人がたくさん出てくるので、
顔と名前が覚えられないんですね。
それと、誰がいい人で誰が悪い人ってことも無いんですね。
それぞれに事情があって、立場によって敵味方になるわけです。
なので、その事情も含めて覚えなくちゃいけないわけです。
一周では、とても覚えられないです。
何周かして、色んな事情がわかってくると
面白そうだなぁ～とは思うんですが、
なんせ、もっさりしてるもんで、
２周目へのモチベーションが全く上がりません。
見た目や音楽は素敵です。耽美です。
ただ、街中の移動とか、
いまいち見にくくて、ここにももっさり感があります。
ということで、もっさり感さえ我慢できれば、
やり込めるし面白いと思います。
ただ、このもっさり感は、なかなか手強いですけどね（笑）