今週『遙かなる時空の中で5』(PSP)をずっとやってたんですが、
概ね終了しました。
まだサブキャラ数人を落して無いんですが、
(落せるかどうかはわからんのですが、
スチル数枚が開かない状態)
主要キャラのエンドを終えて、
大団円エンドを迎えました。
ということで、感想です。
う~ん。
これは表現が難しい。
ただ、ひとつだけハッキリと確信をしたのは、
遙かは3がピーク。
これで大体、察してください(笑)
ビジュアルだとか、演出だとか、
そういう点は今までどおりなので、
悪くは無いんですね。
ただもう、色々とやりつくしちゃったせいか、
内容がどうにもならんのです。
キャラクターも今までとは
かぶらないようにしなくちゃいけないわけで、
それがパート5ともなりますと、
変化球しか残って無いんですよね。
ただ、キャラに関しては、
私は仕方の無いことだと思ってるんですね。
今回ダメなのは、システムじゃないかと思うんです。
(ダメって言っちゃいましたが・笑)
今回、ルートの別れ方が、
形で言うと熊手みたいな感じなんですね。
途中まで一本道で、ある地点から、
選ぶキャラによってルートが変わるわけです。
その、熊手の柄の部分、一本道のところが延々と長くて、
分かれた先が短いんです。
その上、一本道の部分はやり直しができないんですね。
例えば、1周目で龍馬が気に入って、
龍馬を落すつもりでプレイしていたら、
他のキャラのことはとりあえず置いておこうって思いますよね。
なので、1周目の前半、
ボンヤリとしか覚えていないキャラも居るわけですが、
そこを復習できないんです。
この人とはどんな出会いだったっけ?っていう状態で、
2周目以降、後半のみのプレイで、
そのキャラを落さなくちゃいけなくなるんですね。
このキャラを狙おう!って思ったら、
そのキャラとの出会いからやり直したいじゃないですか。
なのにそれを、システムが許してくれないんです。
これがおそらく、このゲームの一番ダメなところだと思います。
あと、話もおかしいところがいっぱいなんですよ。
まぁ、それを突っ込んでたらキリが無いので、スルーします。
それから。黒龍の神子。
もしかしたら、今回の目玉なんですかね?(笑)
かなり、ハッスルして作ってる感じがしました。
「え?遙かで百合やっていいの?わーい!」
そんな制作側のハッスルが見え隠れしました。
そんな、制作側の謎のハッスルが、
そのほかにもたくさんあるんですが、
妙なところにばかり発揮されてる気がしました。
そんなわけで、今回はかなり微妙な出来だと思うんですね。
キャラも微妙、システム良く無い、妙なハッスル、百合の押し売り。
遙かを本気で好きで、今まで応援してきた人なんかには、
ふざけるなと言われそうな作品です。
ただこれを、B級感と思えば、別の味わいが(笑)
萌とか、無いですよ?一切。
シュールです、シュール。