久々に、サッカー本の読書感想文です。
今回読んだのは、長谷部誠の『心を整える。』
とにかく、素晴らしいです。
まず、ざっとどんな本かってことを説明しますと、
タイトルに『心を整える。』とあるように、
長谷部流のメンタルの整え方について書いてるんですね。
サブタイトルが『勝利をたぐり寄せるための56の習慣』
となってまして、56項目の習慣が書かれてます。
で、それを一言で言うと、
とにかく、きちんとしている。
いや、きちんとしすぎていて、もはや神(笑)
しかも、全く嫌味の無いすごく丁寧な文章で
それが書かれていて、完全な、完全体な好青年です。
逆に言うと、そういう濁りの無い自分で居るために、
毎日の生活の中でいろいろな工夫をしているわけですね。
その工夫のいろいろが書いてありました。
普通の人なら「ま、いっか」で片つけてしまうところを
全部キチンと解決していて、とても私には真似できないと思いました。
元来きちんとしていないと気が済まないタイプの人にしか
真似できないと思います。
ですが、誰にでも参考になる部分はあります。
それは、この56の習慣は、すべて長谷部が
自分で自分に合った方法を試行錯誤してやっているっていうところです。
そのまま真似するのは無理でも、
自分を見つめなおして、自分なりの方法を考える
いいきっかけになると思います。
そして、長谷部の神々しい誠実さが、
自分の濁った部分を映し出してくれます。
というわけで、この本はとってもオススメです。
特に女子にオススメです。
女子目線だと……すっごく、萌えます!(結局こうなります)
前書きで自分の心をピアノの調律に例え始めたあたりでもう
萌え転がっちゃったよ!(笑)
……まじめな本を邪な気持ちで読んで申し訳ありませんでした!(土下座)