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先ほど、『幻想水滸伝 紡がれし百年の時』(PSP)をクリアしました。

……私、頑張って感想を書きますね。
猛毒を撒き散らさないように、頑張って書きますね!


まず、幻想水滸伝シリーズについての説明を簡単にしておきます。
『幻想水滸伝Ⅴ』みたいに、
最後に番号がつくものが5作目まで発売されてるんですね。
で、数年前に『ティアクライス』っていうのがDSで出たので、
今回が実質7作目っていう感じです。
私は3だけ中途半端にやったんですが
他はちゃんとやりました。

で。私はこの作品の1作目と2作目が好きなんですね。
素晴らしい出来であったと記憶しているんです。
今やったら評価も変わるかもしれないし、
記憶の美化も手伝ってるかもしれないけど、
とにかく面白かったと記憶しているわけです。

でね。
このゲームは3作目から劣化してるんですね。
しかも、毎度毎度、劣化が進んでいるわけです。
なので、今回もどうせ劣化しているだろうけど、
もしかしたら何か面白い試みがあるかもしれないし、
高いハードルを求めなければそれなりに楽しめるだろうし、
それでいいじゃないか、ってね、そう思って買ったわけですよ。

……まさかここまで劣化が進んでいるとは!

このシリーズは、冒険の最中、108人の仲間を集めて、
みんなで力をあわせて巨大な敵に立ち向かうんですね。
この流れがシリーズの共通点なんです。
で、今回ももちろん108人集めるんですが、
私のクリアデータには戦闘要員が18人しか居ないんですよ。
以前はほぼ全員戦闘に参加したんですね。
料理人もフライパンで戦っていたんです。
ところが今回は、料理人は料理しかしないんですね。
そんなこんなで実際に戦う人がたったの18人なんです。
劣化と言わざるを得ません。

次に、ミニゲームとかクエストとかの、おまけ要素。
ございません(笑)
以前はかなり充実してたんですよ。
レシピ集めや楽譜集めや、温泉に入れたり……その他諸々。
ゲームって、こういう一見無駄に見える遊びが大事だと思うんですよ。
意味は無くても、愛着が沸くんですよね。
そこが、なくなりました。悲しいですね。

それから、絵が残念。特に主人公。
主人公に世界を救いそうな華がありません。
村人Aとか、そういう感じに見えます。
で、まあそれくらいは許せるんだけど、
そもそも、立ち絵が要るのかな?っていうところも疑問なんですね。
動かすキャラクターが等身大なんですよ。
立ち絵の主人公の後ろに、
もう1人の等身大の主人公が見えてるんですね。
キャラが2頭身だったころは、
立ち絵で表現する技法が功を奏すことがあったわけですが
等身大なんだから、立ち絵、要らないですわ。
ついでにムービーも要らないです。

最後にストーリーなんですが、
途中ちょっと面白いところもあったんですね。
そういうことなのか!って、ビックリするところもあって、悪くなかったんです。
でも、最後が腑に落ちなかったです。
108人揃えなかったからなのかもしれないけど。

それから、RPGといえば戦闘なんですけど、
もっさりしてるし、システムも微妙で、面白くないです。
敵に勝てるかどうかはほぼレベルで決まるんですね。
戦闘に工夫の余地が無いので、
ただレベルをそこそこに保っておけばOKっていう感じです。
なので、どこを楽しめばいいのかわかりませんでした。

……まぁ、こんなところですかね。
以上、かなりマイルドに書きました(笑)

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