只今、某淑女向けのおゲームをクリアいたしました。
今月発売した紅いお花が国境沿いに咲いてるあれです。
（諸事情によりタイトルを濁しております。察してください）
ってことで、早速感想です。
まず、設定がかなり変わっているんですね。
なので、そこから説明します。
このゲームの世界には腐死っていう病気が流行っていて、
女ばかりが死んじゃうんですね。
なので、女不足の世界なんです。
そのため、隣国が女をさらいに来るんですね。
そんな中、主人公もさらわれて囚われの身になります。
さらわれた先で、どうしようか、選択していくゲームになってるわけですね。
で、メインルートが３つあるんですね。
国王、政務補佐官、軍事司令官、の３つのルートにまず分かれます。
それぞれのルートに、サブキャラのルートがおまけみたいについています。
メインのキャラはかなり濃い～感じで、
サブキャラはナチュラルなんですね。
おそらく、このゲームをやった人のほとんどは、
サブキャラの方が好き！って言うと思います。
ただ、これは仕方のないことなんですね。
メインキャラのルートにサブキャラのルートが枝分かれする形になっているので、
サブキャラを狙うには、メインキャラを振らないといけないんです。
つまり、メインキャラには、振られても仕方の無い要素を
あらかじめ組み込んであるわけです。
そのため、メインキャラはド変態、
サブキャラは真面目でいい人、
このコントラストがより際立って見えて、
サブキャラがいい！と思うんですね。
もしもこのゲームがサブキャラだけだったら、
普通すぎて面白くないだろうと思います。
ただ、それを理解した上でも、メインキャラは無いわ～。
好きになる要素がまるで無いです。
私はサブキャラのルジとセフが好きです。
ルジは第一印象で狙うって決めてたの。
セフはオッサンですよ、無精ひげのオッサン！性格もイイ！
エスタも悪くないけど、話が短すぎ。
あと、オーリが落せないのが残念。
オルテは悪人顔してるから、
てっきり襲われると思ってたんだけど、襲われなくてガッカリ！
それから、シャルの百合ルートがあったら怖いもの見たさで見たかった（笑）
っつーか、シャルのあのいっちゃってる時の目、怖すぎ！
まぁ、こんなとこかな。
メインキャラの分量が多くてサブキャラの出番が少ないのが残念かなぁ。
メインキャラからサブキャラに移行するあたりを、
もう少し楽しみたかったですわ。
あと、文章がちょっと癖があるんですね。
回りくどいんです。
公式サイトでフラッシュノベルを読めるんですが、
それは読みやすいんですね。小説だから。
小説として読むにはちょうどいいんだけど、
ゲームとなると回りくどい表現が邪魔になるんです。もったいないね～。
なので、購入を考えてる方は、
体験版をやってみると良いと思います。
っつーか、このゲーム全編フラッシュノベルだったら良かったかも。
絵が残念だから、文章だけで想像した方がよっぽど！
立ち絵から既に残念ですけど、スチルの破壊力も……。
あ、そうか！
文章の表現が邪魔してるんじゃなくて、絵が邪魔してたのか！
……以上で～す！